この講座で学べること

プラスチックは安価な上、軽く、水にも強いという便利な素材であることには間違いありません。

けれどもそのせいもあって、これまで私たちはこの資源に安易に頼ってきたところがあります。

コンビニで1,2品を買う時など、特に必要がなくても「タダでもらえるものだから」とレジ袋に入れてもらって、そのまますぐごみ箱行きということも多いのではないでしょうか。


また最近は、通称「ペットボトル」と呼ばれるプラスチック製のボトルの使用が年々増えてきています。

その結果として、不必要な資源を使い捨てにしたり、廃棄物が増えることになるだけではありません。

使い捨てのプラスチック製のレジ袋やペットボトルを使うことは、プラスチックごみやマイクロプラスチック問題、気候変動の原因となるCO2や石油資源の過剰消費といった問題にもつながっています。


日本では2020年7月からプラスチックのレジ袋が有料になりました。

世界中でプラスチックごみが問題となる中、プラスチックの過剰な使用を抑制することを目的にする政策ですが「意味がない」といった批判の声も上がっています。

環境政策では日本の数歩先を行っている各国の事例も交えて、プラスチックごみ問題とそれに対する政策について考えてみます。


この講座を学ぶことで、プラスチックごみ汚染についての基礎的な知識が身に付きます。

この問題がどうして重要なのか、問題を解決するにはどうしたらいいのか、これまでの取り組みにはどういうものがあるのかなどを各国の事例を交えて知ることができます。


この講座は次のレッスンからできています。

Lesson 1 レジ袋有料化

Lesson 2 プラスチックごみ問題

Lesson 3 海外の取り組み

Lesson 4 ペットボトル/プラスチックボトル

Lesson 5 プラスチックボトルのリサイクル

Lesson 6 プラスチックボトルを使わないために

まとめ


【復習クイズ】

それぞれのレッスンの後に復習のためのかんたんクイズを加えました。

レッスンの内容を理解したかどうかをチェックしてみましょう。


【文書・ビデオ・音声教材】

この講座はテキスト文書で読むこともできますが、それをまとめたビデオも用意しています。

(カリキュラムの最後をごらんください。)

ビデオはスライドと音声でレッスン内容を説明していますので、ビデオとしても音声だけでもご利用になれます。

お好きな方法で読んだり見たり聞いたりしてください。

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