この講座で学べること
日本は、東京という首都に人口をはじめ、政治、経済、産業、教育機関など様々な機能が集約する一極集中型の国です。
けれども、一つの大都市に国の機能をすべて集中させることには様々なデメリットがあり、国際的には多極集中型のほうがサステイナブルであるという考えが主流です。
一極集中は東京という大都市に住む人々にとっても、そのほかの地方にとっても、ひいては国全体にとってもデメリットがあるのですが、それにはどのようなものがあるのかを一つずつ解明していきます。
さらに、一極集中の問題を解決するためにはどうしたらいいのかも考えていきます。
日本政府もこの問題については防災面や地方創生の観点など様々な角度から取り組んできましたが、その解決には至っていません。
その解決のヒントを探るために、一極集中問題について産業革命以降悩まされてきたイギリスの事例をみていきます。
イギリスでは都市過密問題解消のため、ロンドンから人やものを分散させるためにさまざまな試みがおこなわれてきたのです。
その具体的な方法について学ぶことで、日本の一極集中解決のヒントが見つかるはずです。
この講座は次のレッスンからできています。
Lesson 1 東京一極集中の現状
Lesson 2 一極集中と多極集中
Lesson 3 一極集中のデメリット:東京
Lesson 4 一極集中のデメリット:地方
Lesson 5 一極集中のデメリット:国全体
Lesson 6 一極集中解消のための取り組み
Lesson 7 イギリスの取り組み事例
Lesson 8 日本の一極集中まとめ
【復習クイズ】
それぞれのレッスンの後に復習のためのかんたんクイズを加えました。
レッスンの内容を理解したかどうかをチェックしてみましょう。
【文書・ビデオ・音声教材】
この講座はテキスト文書で読むこともできますが、それをまとめたビデオも用意しています。
(カリキュラムの最後をごらんください。)
ビデオはスライドと音声でレッスン内容を説明していますので、ビデオとしても音声だけでもご利用になれます。
お好きな方法で読んだり見たり聞いたりしてください。